カーリング Curling   ・・・用語とルール・・・
プレイヤー:1チーム4人  用具:ストーン, ブラシ, シューズなど

トリノ五輪ではメダルは逃したものの、大活躍した日本代表チーム。
地味なイメージのスポーツ、カーリングが、確実にファンを増やしつつあります。
今後この競技が更に普及し、競技人口が増えれば、ますます楽しみな種目になりますね。
がんばれ!ニッポン!

カーリングとは?】

テレビでご覧の通り、円形のストーン(石)を氷のレーン(カーリングではシートと呼びます)上を滑らせて、約30メートル前方のハウスと呼ばれる円形の的(まと)の中心近くにストーンを止めるゲームです。
聞きなれない言葉が多いので、難しそうに思われがちのルールも、実は非常に簡単です。

勝敗と得点
ゲームは、10エンド(10回戦)を戦います。
各エンドにおいて、両チームは8回ずつストーンを投げ、ハウスの中心に最も近いストーンのチームが得点します。
点数は、相手チームの最も中心に近いストーンよりも内側にあるストーンの数で決定します。

チームのメンバー
1チームは、最初にストーンを投げるリード、2番目・3番目のセカンドとサード、そして最後に投げるスキップ(主将)の4人で構成されます。

ゲームの進め方
4人は、リード、セカンド、サード、スキップの順に、それぞれ2回ずつ、相手チームと交互にストーンを投げます。
両チーム合わせて、合計16回ストーンを投げ終った時点で、ハウス内のストーンの中で最も中心に近いストーンが、どちらのチームのストーンかで、そのエンドの勝敗が決まります。
勝ったチームは、相手チームの一番中心に近いストーンよりも内側にあるストーンの数が得点となります。
負けたチームは、ハウス内にいくつストーンがあっても0点です。
こうして、エンドを10回繰り返し、合計得点で、その試合の勝敗が決定します。

カーリングとは?
この競技の名前「カーリング(curling)」は、「巻く」「丸める」などを表すカール(curl)から来ています。
ストーンの投げ方や、スウィーピング(ブラシで掃くような動作)の仕方などによって、ストーンの滑り方がカールする(曲がる)ことに由来するようです。

用語集
※正式なルールは、ルールブック等でご確認ください。
用語解説
カーリング北欧の遊びから生まれたようですが、競技としては、15世紀スコットランド発祥と考えられているようです。
シート石(ストーン)を投げるレーンのこと。幅4.75m、長さ44.51m。
ハウスシートに描かれた円形の的。直径約3.66m。
ストーン競技者が投げる(氷上を滑らせる)取っ手のついた丸い石。これをハウスの中心に近い位置に止めたチームが得点します。
ブラシ氷の上を掃く道具。古い写真を見ると、かつては普通のほうきだったことがわかります。
ペブル氷上に水を撒いて付けられた氷の粒々。選手達が滑っていくストーンの前を一生懸命ブラシで掃いているのは、このぺブルを擦って、ストーンのすべりを良くするため。
スィーピングシート上のぺブルブラシで掃く動作。これによって、ストーンの進み方が随分違う。
ハックストーンを投げる選手が、これに足をかけて助走をはじめます。
ホッグライン投球者から見て手前のホッグラインストーンが触れる前に、ストーンは投げられねばならず、奥のホッグラインに達しないストーンは、排除される。
ティーラインハウスの中心を通って横に引かれた線。
ドローストーンがハウス内で止まるショット。
レイズ投げたストーンを別のストーンに当てて、前にはじくショット。
フリーズ投げたストーンが、他のストーンの前で止まるショット。
テイクアウト相手のストーンをはじき出すショット。
ダブルテイクアウト相手のストーンを同時に二つテイクアウトするショット。
ガード他のストーンを守る位置で止まっているストーン
カム・アラウンドガードの後に回り込むショット。


カーリング協会リンク集
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